JWCADで文字列に行を追加する方法

2014年03月27日

前回の「JWCADで文字を改行させる方法」では、新規で文字を書くときの改行方法を解説しました。
それでは、既に書かれている文字を改行して、行を増やすにはどうすれば良いのでしょうか。詳しく解説しますので、是非ご覧ください。

1 [文字]コマンドで、改行したい文字列を選択する

改行したい文字列の選択

ツールバー又は、メニューバーから[文字]コマンドを選択します。次に、改行して行数を増やしたい文字列をカーソルに当て、左クリックをします。

文字列編集モード

すると、色が変わり、文字列の編集モードに入ります。

2 行間を設定する

行間の設定

カーソルが1の状態のまま、コントロールバーにある「行間」入力欄右側の「▼」を左クリックすると、上図のように数値選択欄が表示されますので、ここでは「5 , 0」を選択し、キーボードの「Enter」キーを押します。(※数値の意味は、行間を5㎜にすると言う意味なのですが、詳しくは補足で解説します。)

3 二行目を書く

二行目

すると、上図のように二行目に矩形カーソルが表示されますので、文字入力ダイアログに二行目の文字列を入力し「Enter」キーを押します。

4 改行しながら文字を書けるようになる

改行しながら書く

以降は、文字を入力し「Enter」キーを押すたびに、改行されていきます(上図参照)。

いかがでしたでしょうか。慣れればとても便利なので、是非覚えてくださいね。

補足 行間の数値の意味

解説例で、行間の数値が「5 , 0」とありますが、5は「行間を5㎜にする」と言う意味で、図面上の数値は、1/100の図面の場合は500㎜、1/50の図面の場合は250㎜になります。「8 , 0」と入力すると行間は8㎜になります。
ちなみに、行間の数値を「5 , 5」と入力すると、一行ずつ5㎜で字下げされていきます。色々数値を変えて試してみてください。

○行間【5,0】の場合

行間が5㎜になりますので、以下のようになります。(縮尺1/100の場合)

行間5,0の場合

○行間【8,0】の場合

行間が8㎜になりますので、以下のようになります。(縮尺1/100の場合)

行間8,0の場合

○行間【5,5】の場合

行間が5㎜字下げが5㎜になりますので、以下のようになります。(縮尺1/100の場合)

行間5,5の場合

○行間【8,4】の場合

行間が8㎜字下げが4㎜になりますので、以下のようになります。(縮尺1/100の場合)

行間8,4の場合

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