2010年09月13日
9月8日(水)、函館市乃木町にある旧ペアーレ乃木3階で行われた、リコージャパン株式会社主催のセミナーに参加してきました。
テーマは、
「売上アップにつながるホームページとは ~ホームページの必要性と有効活用~」
現在では企業も個人もホームページを持っていて当たり前の時代。使い方次第で強力な営業ツールになり得るホームページですが、上手く活用するのはなかなか難しいのが現状です。
『売上に貢献できるホームページの重要なポイント』とは何なのか。セミナーに参加した際に学んだこと、感じたことをレポートします。
まず、ホームページがなぜ営業ツールとして優れているのか。それは、新聞広告やチラシと比べても、費用対効果が高いということが一つ挙げられます。一度製作してしまえば、ホームページは黙って24時間365日営業してくれます。
ですが、せっかく作っても見てもらわなければまったく意味がないということです。そこで、売上を伸ばすホームページを作るためには、まずホームページのアクセス数を増やす必要があります。
では、具体的にどうするのか。アクセスが多いホームページは、やはりそこに有益な情報があるからこそですので、まずコンテンツを充実させる必要があります。その為には、ホームページを作る目的を明確にし、継続的に内容を検証・改善していく運営方法が不可欠です。ホームページの運営方法には次のPDCAサイクルが基本かつ重要となります。PDCAサイクルとは、典型的なマネジメントサイクルの一つで、P(Plan:計画)、D(Do:実行)、C(Check:検証)、A(Action:改善)の順に実施、これを継続的に続けることで品質の維持・向上を図るものです。
P(Plan:計画)ではどんなホームページを作るのか計画を立てます。会社紹介なのか、営業先との情報共有か。新規顧客の開拓か。目的を明確にすることで、ホームページの質を向上させます。
次に、D(Do:実行)、C(Check:検証)、A(Act:改善)と続くわけですが、本セミナーでは特にC(Check:検証)を重点的に解説されており、検証を行う上で非常に便利なツールが紹介されました。
それは、
「Googleアナリティクスレポート」
です。
Googleアナリティクスレポートとは、アメリカのグーグル社が開発したgoogleアナリティクスの機能の一つで、とても高機能で詳細なアクセス解析を無料で行うことができるツールです。
日別、月別のアクセス数から、どんな検索ワードでホームページに訪れたのか、また地元からのアクセスが多いのか、都心部・海外からのアクセスが多いのかなど地域別のデータも見ることができます。さらに、訪問者が主に使っているブラウザの種類や、どのページが人気があるかなど、自社のホームページを分析する上でとても役立つ情報を無料で取得できます。
アクセス数を伸ばすためには、このような様々なデータを基に現状のホームページを詳細に分析する必要があります。その上で、ホームページの改善策を模索していくことが、結果売上に貢献できるホームページへと繋がっていくのです。
今回のセミナーで取り上げたGoogleアナリティクスレポートですが、弊社でも採用してみましたがかなり詳細なデータを得ることができるので、大変重宝しています。無料で利用できる点も良いと思います。自社ホームページをお持ちの方は、是非一度試してみてはいかがでしょうか。